真っ白のキャンバス。
さぁ何を書こうかとそれに触れれば。
白いペンキで何度も塗り潰されているのだということに気づく。




かり、と爪を立てて表面を擦れば、ぱらりと落ちる欠片。
厚く厚く塗られたその下は見えては来ないけど。
確かに、何かがあるのだけはわかる。




この下にあるものはなんだろう。
見たいような、見たくないような。




でも。
それ以前に俺は、この塗られたペンキの剥がし方を知らない。











>>>空に吼えろ!