オーラ



時々不安になる。
俺にオーラはあるんだろうか、と。
こんなことメンバーに言ったら馬鹿にされるんだろうななんて思う。
だけど、俺は真剣だ。
今日は特に不安になった。
女子高生に無視されるだけならまだいい。
いつものことだから。
しかし、車にまでしかと決め込まれた日にゃ人目はばからず暴れてやろうかと思ったくらいだ。
大人な俺は車の鍵についているリモコンを連打して車に気づいてもらうことで事なきを得た。
こういう時まで日記のネタになる!なんて喜んでる自分が悲しい。



えーと。
どうやって書こうか。
自分の愛車にしかとされた出来事なんて出来れば記憶の彼方に消し去ってしまいたいところだが、そうすると日記のネタがなくなる。
ええと、ええと。



・・・・・・そうだ。
こんな時こそ自分をリスペクトだ。
しかとされてもキレずにリモコン連打で済んだなんて、喧嘩っ早い俺としては賞賛に値する出来事じゃないか。
我ながらいい案だ。
さすが俺。尊敬に値する。









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「・・・・・ねぇ、坂本くん」
「なんだよ」
「オーラの泉に出るためにはどうすればいいと思う?」
「・・・・真剣に相談することか?それ」
「ゲイノウ界に足を踏み入れて散々周りからオーラがないと言われ続けて挙句に人間とかものとかあらゆるものからしかとされ放題の可哀相な俺に本当にオーラが存在するのか聞かないと俺の人生これからちょっと崖っぷちもいいところだと思うんだけどぶっちゃけダーリーそこんとこどう思う?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



長野ー井ノ原が壊れたーって。
俺はおもちゃじゃないぜ、ダーリー。


>12月12日のイノなきネタより。