03:この指とまれ





「鬼ごっこするやつこの指とーまれっ!」
剛が大きく声をあげて人差し指を掲げる。





健。
准一。
ここまでは予想通りだったメンバー。





そこに。
「俺も鬼ごっこ混ぜて〜!」
とにっこにこしながら快彦が加わり。
「よっちゃんがやるならおーれもっ♪」
と、博までも参加表明。
剛と健と准一はきょとんとしている。
「なんで快兄が参加したがるんだよ」
「え?!だって鬼ごっこでしょ?俺やりたいんだもん!」
とっても嬉しそうに笑う快彦。
「ひっくんはなんでー?」
「今暇でさ、何か暇つぶす事ないかなぁと思ってたんだよねぇ」
確かに、店は一段落して。
昌行は疲れてソファで眠りに落ちていた。
「・・・・ま、いっか」
「博兄、快兄。言っとくけど俺ら手加減しねぇからな」
「わかってるよーん」
「俺たちも弟だからって手は抜かないもんね」
「は?!そこはあえて抜いてよ」
「や・だv」
全開の博スマイルに兄弟は一歩後ずさる。





「ひ、博くん」
「ん?」
「・・・・凶器なしね」
「なに言ってんの。鬼ごっこなんかで使うわけないでしょ」





>信用できません。




2006.8.12